青梅 風の子太陽の子広場

2014/10/4(土)  午前10時〜午後3時   参加者数42名



 2週間くらい前はきのこが沢山出ていたという話でしたが、観察会当日は地面の
乾燥が激しくきのこの気配を感じることが出来ませんでした。それでも参加したメ
ンバーは分かれてぼちぼちと観察開始。足取りも、きのこが沢山出ている時の
勢いは感じられませんでしたが・・・。皆さんの後を追い、私も山の中に入ってみま
したが、やはり山の中もカラカラで、きのこの気配はありませんでした。乾燥した
ベニタケ2本と、やはり乾燥したシロオニタケ2本と出会っただけでした。山を下り、
沢沿いの道に出ると、会員のHさんと出会い、どうですかと声を掛け紙袋の中を
見せてもらいました。何と袋の中には「ナラタケ」と「ハタケシメジ」が入っていまし
た。Hさんは、乾燥が激しいので沢沿いの湿気が多そうな場所を探したそうです。
やはりきのこを探すには場所の選択と探し方が関係することを痛感しました。部
屋に戻りきのこを並べる場所を設定し終えると、皆さんが帰っき始めました。「予
想に反して」という言い方も変ですが、テーブルの上には見本として持ち帰ったき
のこが並び始め、いつの間にかテーブルの上を埋め尽くしていきました。さすが、
大勢の目はすごいと感心するばかりです。
 しかし、殆どのきのこは乾燥が進み、本来の姿をしていませんので、きのこに
名前を付けるのが大変です。「○○かな?」「△△らしいが?」という言葉が殆ど
で、自信を持って名前が付いたのが「ナラタケ」「ハタケシメジ」「シロオニタケ」
「ハナビラニカワナケ」「ホウロクタケ」「カラカサタケ」等々数種類だけで、多くは
不安交じりの同定に終始しました。集まったきのこは40種類を超え、何とか名前
が付いたきのこが30種類と、何とか風の子太陽の子広場でのきのこ観察会を終え
ることができました。参加者(総勢42名)の方々、お疲れさまでした。

当日観察されたきのこ 

ヒラタケ科ヒラタケ属ウスヒラタケ
ヒラタケ科ヒラタケ属ヒラタケ
キカイガラタケ科マツオウジ属マツオウジ
シメジ科シメジ属ハタケシメジ
タマバリタケ科ナラタケ属ナラタケ(ササコ)
ホウライタケ科ホウライタケ属ハナオチバタケ
ガマノホタケ科ヒメカバイロタケ属ヒメカバイロタケ近縁
テングタケ科テングタケ属イボテングタケ? テングタケダマシ?
テングタケ科テングタケ属タマゴタケ
テングタケ科テングタケ属シロウロコツルタケ
テングタケ科テングタケ属シロオニタケ
ウラベニガサ科ウラベニガサ属ウラベニガサタケ属の一種
ハラタケ科カラカサタケ属カラカサタケ
イグチ科キイロイグチ属キイロイグチ
イグチ科ヤマドリタケ属ヤマドリタケモドキ
イグチ科ヤマドリタケ属ムラサキヤマドリタケ
イグチ科ヤマイグチ属アケボノアワタケ
イグチ科オニイグチ属オニイグチ
イグチ科オニイグチ属オニイグチモドキ
ベニタケ科ベニタケ属ベニタケ科のきのこ6種
ベニタケ科ベニタケ属ニオイコベニタケ
ラッパタケ科ウスタケ属オニウスタケ
マツバハリタケ科コウタケ属コウタケ属の一種
ツガサルノコシカケ科オオオシロイタケ属アオゾメタケ近縁
ラッパタケ科ウスタケ属ウスタケ
タマチョレイタケ科シュタケ属ヒイロタケ
ツガサルノコシカケ科ホウロクタケ属ホウロクタケ
タマチョレイタケ科シロアミタケ属クジラタケ
タマチョレイタケ科シロアミタケ属カワラタケ
タマチョレイタケ科カイガラタケ属カイガラタケ
所属科未確定シハイタケ属ハカワラタケ?
所属科未確定シハイタケ属シハイタケ?
タマチョレイタケ科チャミダレアミタケ属チャカイガラタケ?
ハラタケ科ノウタケ属オオノウタケ
ハラタケ科ホコリタケ属ホコリタケ
プロトファルス科シラタマタケ属シラタマタケ
シロキクラゲ科シロキクラゲ属ハナビラニカワタケ
ゴムタケ科ゴムタケ属ゴムタケ?
オオチャワンタケ科オオゴムタケ属オオゴムタケ?
クロサイワイタケ科ヒポキシロン属クロコブタケ
クロサイワイタケ科マメザヤタケ属マメザヤタケ属の一種





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