梅雨時のきのこ観察会 都立長沼公園

2013/07/05


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梅雨時きのこ観察会(2014年度)は、7月5日(土)都立長沼公園で開催された。

今日は朝から雨、このような条件で観察会は行われた。
10時、会長挨拶、担当幹事より、都の公園利用についての注意事項及び観察方法の
説明があつた。又、特に今日は雨が降り続いており、足場が滑りやすい、十分注意し
て観察して欲しい、との注意が話された。

その後、観察は三班に分かれ、三人の講師を中心に講師の説明を聞きながら観察は行
われた。きのこを見つけると、そのきのこの周りに集まり講師の説明を聞き、きのこ
をカメラに撮り、それを資料として採取した。

白い山百合の花が咲いている。観察を続ける。
途中からニガイグチモドキ、などの大型のきのこガ目に付く。
他のコースの人はタマゴタケも採取したようである。
12時、今年は公園内にある六社宮会館に集まり、同定会を行った。

昼食後、テーブル上に並べられた観察資料を元に、二人の先生が説明された。

講師の星野先生から、採取されたきのこを例にとりテングタケ、イグチの仲間、の同
定方法について説明された。又、同定しにくい場合、胞子を顕微鏡で観察する等、個
々のきのこに関しても詳しい説明がされた。

松井先生からは、キノコの見分けるための全般的な話に加え、きのこの発生は環境に
作用される、又チチタケを例に取り発生地により乳が出ないチチタケもあり、これか
らキノコはDNAによる分類の方向へ進むであろう。との説明があった。
また、顕微鏡で観察する場合の注意として採取されたキノコはひとつずつの袋、ある
いは新聞紙で分離する形で持参しないと胞子が混じってしまうから注意して欲しい、
と説明された。

会は盛況のうち午後2時30分散会した。
また本日の参加者は31名(うち1名小学生)であった。
観察されたきのこは46種であった。


科名属名きのこ名
ヒラタケヒラタケウスヒラタケ
キシメジキツネタケウラムラサキ?
オオキツネタケ
ホウライタケホウライタケハナオチバタケ
ツキヨタケモリノカレバタケモリノカレバタケ
ポロテウムヒロヒダケヒロヒダケ
ホウライタケホウライタケオオホウライタケ
テングタケテングタケツルタケ
シロウロコツルタケ
アケボノドクツルタケ
ガンタケ
コテングタケモドキ
タマゴタケ
ウラベニガサウラベニガサヒイロベニヒダタケ
ベニヒダタケ
ナヨタケヒメヒトヨタケミヤマザラミノヒトヨタケ
ナヨタケナヨタケイタチタケ
イグチヤマドリタケイロガワリ
イグチキアミアシイグチキアミアシイグチの仲間
イグチニガイグチホオベニシロアシイグチ
クリイロイグチクリイロイグチクリイロイグチモドキ
イグチヤマイグチスミゾメヤマイグチ
イグチヤマドリタケアワタケ
ニガイグチブドウニガイグチ
ニガイグチモドキの仲間
イグチヤマイグチアケボノアワタ
アセタケアセタケアセタケの仲間
アセタケアセタケコバヤシアセタケ
ベニタケベニタケヤブレベニタケの仲間
クロハツ
ウコンハツ
ケショウハツ
ドクベニタケの仲間
カワリハツ
チギレハツ
チチタケニオイワチチタケ
ニセヒメチチタケの近縁種
ベニタケキツネハツ
ベニタケクサイロハツの仲間
アンズタケアンズタケアンズタケ
カレエダタケカレエダタケカレエダタケ
カレエダタケカレエダタケモドキ
タマチョレイタケタマチョレイタケアシグロタケ
タマチョレイタケマンネンタケマンネンタケ
所属科未定オツネンタケニッケイタケ
ハラタケノウタケノウタケ
ニセショウロニセショウロニセショウロ属の一種
ノボリリュタケノボリリュタケノボリリュタケ
アシボソノボリリュウタケ
オフィオコルジケプスティラクリディオプシスオサムシタケ
タマチョレイタケタマチョレイタケハチノスタケ





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